マイボート(FX-29Z)の改造、修理履歴 No7 2009年(H21)


2009-12-29(火) エンジンルーム清掃  ちょっとだけ綺麗に

帰港後直ぐにエンジンが暖かいうちに灯油を染ませてウエスで拭きとるとこんなに真っ黒。
使い捨てオムツでも拭取り、片面がビニールなんであちこちに付かないから正解じゃな
このオシメの成分はポロマーなんで水分を良く吸収しますが油も吸収します
作業終了後新しいオシメを敷いて本日修了(介護用品成人用です。パンツ式は使いにくい)

2009-12-28(月) エンジンオイル&オイルエレメント交換    301H

先日からエンジン始動時にオイルランプがピコピコし始めていたからやっとエンジンオイル交換です。(250時間毎定期)
今回はヤンマーの指示通りメインエンジンフィルターを同時に交換します。バイパスフィルターは次回で良いとの事

抜けたエンジンオイルは9Lほど?
残りのオイルは蒸発したみたいです?
(本当に燃えて蒸発するって)ホンマかいな?
エンジンオイルは前の残りCD14W-40を3L、残りCF15W-40を10L入れた

2009-11-22(日) Vベルト調整&固定ボルト交換&係留ロープ調整    270H

3月に新品交換し既にアワー計で約270H、この間Vベルトの調整を一度も行ってなかった。
当然少しでも冷え込むとエンジンを掛けたら「キュキュキュキュー」
ついでに純正固定ボルトも「なまくら」からハイテンションボルトに交換してソケットレンチを使用しなくともエルボレンチで事が足る様に変更した
取り外したボルトを持ち帰って見ると「10.9」の刻印?何で10.9Tで頭が潰れるんじゃ?
そうそう先だってのOFF会でタックルさんから係留時船が岸に寄り過ぎと教えて頂き係留ロープを調整して水中のロープにウエイトを追加したがこれで利くかな?
4月に係留してからイカリが引けた様な気がするが・・・昨年係留ロープの入替をして頂いているらしいが前係留の船より大きいのでもっと錘が大きくないとダメかもなあ。鉛製は高価なので今度はスクラップ鉄製で考えよう

2009-10-18(日) ハッチヒンジ交換

プラヒンジ、壊れすぎやろ。
ハッチの裏にゴム板が張ってあるので踏むとハッチが下がります。ヒンジは固定側に付いているから必ず割れる構造ですがな。
というより踏んでも割れない様に私の体重を落とせという事じゃろな〜

2009-10-8(木) マリンギヤオイル交換    225H

昨夜の台風18号の影響は我FX艇の係留場所には無かったので隣の中藤艇との舫いを解く序にマリンギヤのオイル交換を行った

前回は無料点検の中に含まれていた為備讃ヤンマーにお願いした為今回がマリンギヤのオイル交換その物は初めてである。
幸い手持ち道具が全て使えるので作業は問題無い
でも肝心なオイルが特殊だったのでインターネットで事前に手配して入荷待ちだったが本日午前に配達された
純正指定はマリンディーゼル用CD級SAE30番なのだが少しグレードを上げなくては耐久性が無い様な気がするのでCF級SAE30番にした

前回から175時間なんだが私の乗り方は半クラッチ使用の頻度が多いから早目の交換でした

2009-8-30(日) 排気管カバー取り付け

係留場所が変わってから東の風が強いと排気管から逆に海水を吹き上げてターボが錆びるらしく市販の排気管カバーを取り付けた。リヤエンジンは必須アイテムですね

2009-8-19(水) 船底、ドライブ掃除&塗装 少しだけハルのワックス掛け    175H
先だっての海水浴時に船底を確認し大きなフジツボが発生していました。
もう船底塗料が落ちて効果が有りませんからボート屋さんに予約を入れてやっと本日の10:30の上架となった。本日3艇目だってことで午前中は乾燥だけで何も出来ず


塗料の剥げた部分にはフジツボあり

他艇よりフジツボは付いて無いらしい

ぽろぽろと10mm位になったフジツボ

約2週間前に落とした所にもう次が発生

約2週間で2〜3mm位にまで成長

本当にフジツボは金属が好きなんだ

上架の序にドライブオイルの交換 鉄粉在り

ペラクリンの1液目を塗って本日終了
7月にしたかったが天気が読めずモタモタしてたら、こんな暑い時になってまった
船底塗装は1度塗って本日の作業は終了です。明日、朝一番から船台の下を塗ってドライブの2液目を塗って終了の予定
そうそう乾くまではワックス掛けが出来そう(こればっかりは体力と相談ですが。・・・)
十分に乾いてから没水させなくては船底塗料の持ちが違う様な気がします。その証拠に船台の所が一番に剥げ落ちてフジツボが付いてます。そこ以外はどうにか1年持った様な感じ

瀬戸内フィッシャーさんでした

無理をお願いし私の塗料を部分的に塗った
朝からドライブの2液目を塗っていると上架場から大きな声で私を呼ぶ声が。今日も一人で作業しているのだが誰だろうと上架場まで行くとEX-28が上架して来た。あ〜誰かと思ったら高校の同級生、○垣君でした。今日ここに居るのは知らなくて偶然船底掃除に来たらしい。
こちらは一人作業なんだが彼らは合計4名で作業を交代しながら進めて行く。夏場のキツイ作業は羨ましい。塗料の性能試験に協力して頂いた。1年後の結果待ち(彼は児島係留)
こちらも船台をずらして貰い船底を塗って一応作業終了

2009-7-20(日) イケスの内籠修理
先日の出撃でタコが大漁で持ち上げた時に網が破れてしまった。

このイケスの内籠は便利良いから無いと困る
イイダコをそのままイケスに入れると引っ付いて取れないしまた墨を吐かれて真っ黒になるし
古くなって交換したPEラインを再利用して縫ったのがボロボロになってて破れた所だけじゃなく結局は全て縫い直しになってしまった

また手タモも縫い目が破れているのでこれも補修しなくては
まあこれは係留場で出来るからいいか

2009-7-18(土) イケスの栓&網の清掃
先週の出撃でイケスの網がフジツボで塞がれて海水の循環が悪くなっている。また排水の時間も掛かるから掃除をした。ヤンマー船の良い所は網が外せて掃除が出来るんです。もちろん海上係留状態でっせ。


これでは水が入りません

今回は持ち帰り清掃後船底塗料を塗った
さらに面白いのはこの外した網穴から指を入れて船底を触って見ることも可能。
触診出来る位置にはフジツボは発生なし。次回の海水浴までもう暫く様子を見ましょう

2009-6-2(火) メインバッテリー&アクセサリーバッテリー移設&船首ガード取り付け

エンジンが以前に比べて約200kgも重くなっているので後部の喫水が50mm深くなってました。
こうなると加速時の船首上げが抑えられずスタビライザーをフルで利かせるはめに、
当たり前の事だがスピードは落ちるし、燃費も極端に悪くなっていた。
改善策として左舷後方に130Aの2個がメインバッテリー、エンジン右側に80Aの2個がアクセサリーバッテリー、合わせて重量は約120kgはあろうか。これをキャビン前方に移設する。
坂本君も仕事が無くて遊んでいるので応援を頼み一揆に施工した
DC24Vのメインバッテリーは60sqの2芯で6m延長、DC12Vのアクセサリーバッテリーは22sqの2芯を7.5m延長し移設した。バッテリートレイはそれぞれ専用に製作して固定
無荷重状態での喫水線を見たら3〜40mmは浮いている。計画通りじゃな。
これで荷重バランスは以前と変わらない、4〜5名後部に載ってもスタビライザーをフルに利かす事はなかろう。しかしトータルで約250kgの重量増は走りと燃費に影響があるわなあ
柏島係留施設では接岸時にはコンクリート護岸と船首が接触するので何かのガードを取付けなくてはと思案していた。自動車用のタイヤじゃ角ばってて変じゃし〜そうだ、バイク用じゃ
中島のバイクショップのミヤケさんで中古タイヤを無償で頂き、バイク用の幅広タイヤを2分割に切断して取付けた。まあまあ見れるからOKじゃ〜

2009-5-30(土) 冷却水漏れ修理&船底掃除&ペラ交換 備讃ヤンマーにて

今日は以前からトラブルの宿題であったクーラント漏れのチェックのため備讃ヤンマーに持っていく
清水タンクのキャップ部分からプレッシャーポンプで圧力をかけて漏れ部分(ターボ入口配管)を発見する
ここはホースバンドを増し締めで修理終了
ついでに上架して船底の点検。まだ滑走面にはフジツボは発生していないが上架した序でなんで船底を高圧洗浄で軽く吹かす(3/14から2.5ヶ月使用)
夏に向けてエンジンの回転数が辛そうなのでをペラのピッチを1ランク落とす(D16xP16)
冷却水漏れだがこれで大丈夫と思うが暫らく要注意じゃな。もう少しの間、クーラントの予備を積んどこ〜っと。それから船体の前後バランスが悪くて後ろが沈み過ぎです。お陰で4〜5名乗船するとスタビライザーを目一杯効かさなくては頭を上げ過ぎて走れない。が!こうなるとスピードが出ない。さらに燃費も最悪の状態
暇なんでDC24V用バッテリー(約75kg)をキャビンの前側に移設する用意を計画しましょう。バッテリーを前に移動させれば後部過重大人2名分を確保出来るんだわ

2009-5-21(木) 6年間使用の不具合 フロントガラスコーナーからの水漏れ修理

6年目となれば色々と不具合が発生するもんですね〜
少し前から雨漏りに気が付いて居たのですが水漏れ箇所の特定するまで時間が掛かりましたがやっとそれらしき場所を突き止めた

下左画像が修理前、下右画像が修理後です
修理内容はシリコンシーラーの黒色で上から撫でるのみ
今夜は雨の予報なんで雨が上がったら確認しに行きます

シールが痩せている様な気がする現状

マスキング後たっぷりシーラーを塗った
残る不具合はエンジンからのクーラント液漏れなんだけど中速程度の回転数では漏れない様子です。
高回転に冷却水の圧力が上がって来ると少し漏れる様子
絶対量が少ないのでさほど緊急性が無い
クレームで直るのだがなかなか児島まで行く気にならないから何時まで経っても直らない

2009-5-1(金) エンジン&マリンギヤのオイル交換(初回)    52H

エンジンオイル11リットル、マリンギヤ3リットルを無償交換。ここまでは備讃ヤンマーの見積もりに含まれてましたから依頼をした
次回からは250H毎の交換で良い。でもドライブのオイルは今回交換せず
理由はクラッチ部分を取りベベルギヤの直結に変わったのみなので次回のエンジン、マリンギヤと同時で良いとのこと

2009-2-22(土)〜3-14(土)6年めの不具合多々修理&マリンギヤ搭載

修理の途中を見に行けばエンジンが無いんです
降ろさないと改造が出来ません
同時にクラッチシフトワイヤーが重くなってるので調度良い改造で交換となる

配線がぐちゃぐちゃ

まずはこの配線を整理するそうです
ターボの排気側にある海水冷却の排気管へ流すエルボなんですが本来2重管が腐って無くなっていた。 2000時間または2年で交換を1150時間だからまだ良いかと思っていたらここは年数でギブアップ 6年間交換しなかったから完全に無くなってました。危うくターボを壊す処だった
ここは3年毎交換ですよ
チルトシリンダーの油圧系が海水が混じってミルクになっているとのこと。 コーヒーのフレッシュミルク並みの粘り。 結局はチルトシリンダーのロッドのシールが切れている。

普通なら海水が入るよりも油が外に吹き出る方が通常の症状なんだけど

エンジンルーム内にある油圧ユニットのオイルレベルゲージで点検すれば海水進入は確認出来るそうです
ロアケースのペラ軸オイルシールの交換です
シール切れは無かったけど6年間使ったので実施
軸部分に釣糸を巻くとシールが溶けて破損しやすいので注意
これも予防保全

今回ドライブユニットからテーパークラッチ部分が取外された
(アッパーケースをAssyで交換)
アッパーケースASSY
左、従来のコーンクラッチ内臓タイプ
右、単純なベベルギヤのみのタイプ
ここを交換するとドライブのチルト角度まで変わります
参考までに約8〜10度上がりますのでペラが水没しません
これがマリンギヤです。もち微速レバーも装備しますよ〜。
こいつを乗せるのに大金が掛かるんだわ
でもこれで安心してクラッチ操作が出来ます

同時交換部品は中間シャフト、現在の400mmから200mmに
短くしエンジンは280mm位前に移動した
おかげでバッテリー2個がこの位置に有ったのだが左舷側の物入れに移動してスペースを確保
上が新たに付けた微速調整レバーです
画像の状態がロック位置(通常走行)
下に倒すと滑出し(半クラ状態)て微速航行します
エンジン回転をあげるにはスロットルレバーを持ち上げるので微速レバーを倒したままには出来ない様に取り付け

スタンディングポジションで配置していますので
座っては操作できませ〜ん。手が届きません

試運転状況を報告:微速回転にセットすればペラが回っているのが見える位ゆっくりとした回転でした
今度からDC24VとDC12Vの2種類の電圧で使うためダイナモを2個搭載して対応することにした
上に見えるのがDC24V用でチルトポンプ&セルモーター専用
下に見えるのがDC12V機器専用です
軽量化の為アルミで従来比30%UPの外形でプーリーを製作
参考までにアイドリングでも14V以上発電しますので安心して電子機器を使えます

メンテナンス覚え
Vベルト=主機用RECMF-6460を RECMF-6455 に長さ変更
補助機器用 RECMF-6410 
どちらもスペア購入済
6年前にABSボートでホンデックスのGPSからロイヤルのGPSに換装させたのだが半田付けの不良で外れています

おかげで連発ヒューズ切れが発生しここを探し当てるまで何日掛かったことか
以前から漏れがひどくて上架しているついでに点検してもらったらシール不良とのこと で!分解したら画像では見難いですがシャフトに段が付くくらい磨耗している。

でもなあ〜6年で磨耗しますか?
後部にもハンドル付いてるのにな〜。何で運転席側なの?
因みに運転席はユニカス社、後部はマロール社製です
今回ドライブ周りの金属部分にはペラクリンを塗ってみました
淡黄色のエッチングプライマーを塗って一晩置き、バイオクリンDXと言うシリコン系の特殊合成樹脂塗料を上塗りした

勿論今回もアノード(シリンダー、ドライブの下部、サイド2個)交換する
ペラ部は上下逆さにしてもう1年使う
マリンギヤ搭載によりプロペラ変更
従来のD16xP20ロングハブからD16xP17ショートハブに変更

こうして比べるとペラの長さ、全然違うなあ
最終的にお色直しをして搭載されたエンジン
燃料フィルター、エンジンオイル、不凍液、ドライブオイル、アノード、Vベルト、オイルエレメント全て新しい物になった
まだ有るわ。排気管も届かないので更新した
チルト用の油圧ユニットもDC24Vのタイプに変更
冷気吸入ダクトもエンジン位置に合わせて配管し直した
電圧変更に伴い計器盤変更
メーターが新品になった
取り付く前は0Hであったが試運転を重ねて引渡しの頃には・・・
タコメーター、燃料、集中ランプ、チルト、さらに始動スイッチ盤まで

これは15日の釣行終了時のアワーメーター
エンジン回転数に関係なくキッチリ時計と合ってる

2009-2-22(土)クラッチ系統の改造の為上架 1155Hで換装 画像クリックで拡大します

FX-29Zも丸6年が過ぎようとしています。今回はキッチリ整備をお願いすべく「備讃ヤンマー」に置いて帰りました。(クラッチ系統の改造を行います)
上架し船底を確認すると滑走面にはフジツボは無く船尾の金属部分には繁殖しています
海藻で多少(100rpm程度)のエンジン回転数は落ちているがこの船底塗料はいいですね〜
今回のメンテナンスではスパンカーのシートも新品に交換します
前回の船底塗装でドライブまで船底塗料を塗ってしまったので電蝕ギリギリの所でした。
アノードがほぼ消耗しててもう少しでアルミの地肌に行く所じゃった

2009-1-12(月) 消耗品のホゴオモリ10号〜30号相当製作
3連休とも出撃出来なかったので消耗品でも作るかってことでホゴオモリを作りました
まずは型となるフラットバーに穴を明けて金型を製作する。それから携帯コンロとバーナーを用意し以前からキープしているタイヤ屋さんから分けて頂いたバランスウエイトの鉛を溶かす
寒いときは暖かくて鋳物は好きですね〜。
でも換気は十分取る様に!(鉛は有害ですから)
10号〜30号相当を作って見たが鋳肌が悪いな
ドリルで穴を明けただけではこんなもんかな
材料費「ほぼ0円」光熱費「プリムスカートリッジボンベ半分位」\450程度、暇ならOKかも
もっと前に始めりゃ良かったか〜
左下:10号(2個が市販品)、左中:15号(乗っかってるのが市販品)、上:20号相当、右:30号相当
これから春までメバルを狙うと良くロストするから暇な時はもう少し作って置きたい。
ここの所、原材料が下がって来ていますが市販のオモリはまだまだ安くならないだろうからね〜